妖怪ニュース過去ログ 04年05月


【(過去の)現在進行形コーナー】
鳥取県立博物館で『荒俣宏特別講演会(要申込)』(05/02)

鳥取県立博物館で『京極夏彦特別講演会(要申込)』(05/09)

■コミックボンボン6月号にて『ゲゲゲの鬼太郎R』連載開始(05/15)
作画はほしの竜一という方です。

■京都市立命館大学国際平和ミュージアムで『知里幸恵 展』(05/15〜06/13)

■JR桜木町駅前で「妖怪プロジェクト」ライブ(05/16)

■コンコミ『河童の三平1』発売(05/20)

■文庫版『新編 遠野物語 付遠野物語拾遺』発売(05/25)

■JR桜木町駅前で「妖怪プロジェクト」ライブ(05/29)





05/29

ハーン100年祭実行委が実施事業を決定
そんな訳で以下が関連の予定だそうです。

▽ゆかりの地ツアー(06月27日、09月25日・松江市内ほか)
▽怪談狂言「耳なし芳一」公演(07月25日・島根県民会館)
▽子ども塾(08月05、09、12、19日・小泉八雲記念館ほか)
▽漫画出版(09月中旬)
▽記念式典(09月26日・松江市総合文化センター)
▽ゆかりの料理屋台(09月26日、10月01、02日・同センター)
▽記念展示会(09月26−10月02日・同センター)
▽国際シンポジウム・イン・まつえ(10月01、02日・同センター)

島根は遠いなぁ……(こればっか)

中公文庫がどうとかいう話。
週刊大極宮より)

>かねてより着々と準備をすすめておりました
>中公文庫BIBLIOの新シリーズがようやくスタート。
>シリーズレーベルは<異>の世界。

シリーズ物ですか!? ぎょっ!
それにしても京極氏関連の動きでしたか。

>第一弾は『日本妖怪変化史』と、『日本怪談集妖怪篇』。
>『日本妖怪変化史』は絶版に近かった中公文庫版の再版ではなく
>いくつかのテキストを底本にしたほぼ完全版。
>もちろん文庫版でカットされていた「自序」も復活。
>兵庫県博の香川さんの解説も力作です。一読の価値あり。
>『日本怪談集』は上下巻に分けておもとめやすく(笑)

ハァハァ、凄く楽しみです。
怪談集は持ってるんですけどね、どうしようかなぁ。
上下巻に分かれてお求めづらくなってる気がします…。

>どういうわけか中公文庫版嗤う伊右衛門と同じ日に発売だそうで。
>うーん。なんでだ。

なるほど……。なんとなく分かった気がします。

世界妖怪会議を八日市で初開催
>八日市市と交流がある(中略)鳥取県境港市、(中略)
> >大分県臼杵市、(中略)広島県三次市から、
>まちおこし団体も参加して意見発表などがある。
>妖怪にまつわるミニコンサートも開かれる。

>会議開催を記念し、妖怪を基調にした大凧の図案を全国公募する。
>凧は3畳ほどの大きさに作り、水木さんに絵を描いてもらい、
>妖怪凧を仕立てる計画も立てている。


なるほど、面白そうだなぁ……(わしは行けない……)
怪画展、今年もあるのかなぁ……。

今週の郷土本
奈良市民間説話調査報告書
比較民話研究会・編
奈良市内のお年寄りから聞き取った説話などをまとめる。
語り手の言葉をそのまま書いた資料編と、
他地域との比較などをまとめた論文編からなる。
A4判270ページ。教材使用の希望は実費(1500円と郵送料)で、
申し込みは竹原教授のEメールアドレスtakehat@nara-edu.ac.jpへ

読みがたり岐阜のむかし話
岐阜児童文学研究会・編
一九七八(昭和五十三)年に発行された「岐阜のむかし話」を再編集、
日本語の再評価や音読をすすめる最近の傾向に合わせ、
物語の文体を語り口調により近づけた。
県内の書店で販売。問い合わせは堀野さん0575(46)2087まで。

■『知里幸恵のウウェペケレ
北道邦彦・著
知里幸恵の3編のウウェペケレ(昔話)を収める。
税別で2000円。問い合わせは北海道出版企画センター、
電話011(737)1755。


>桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返る「美濃の桃太郎」
これトリビアでやってましたね。

水木展、明日で終了。
大水木しげる展あす閉幕 県立博物館

おぉ、おしまいですか、早いですな。
ちなみに次は04日から、福岡県立博物館で。

鳥取の妖怪たち(上)妖怪変化図巻
鳥取の妖怪たち(下)竜宮アワビ
半世紀前の紙芝居公開/県立博物館大水木展
大水木展で「妖怪スタンプラリー」
「河童」の持つ意味は何?妖怪じげシンポ
お化けのポスト

なんかもう遅い気がする感じですが……。

土佐の霊場 伝説めぐり
色々載ってます。
妖怪っぽい話は3、4、9、10、13あたりでしょうか。

落語「熊楠」初披露 ゆかりの田辺で桂さん
熊楠の落語ですか、嘔吐攻撃したりする訳ですか。
聞いてみたいですねぇ。

[知究人]鳥取大学学長 道上正のりさん
独自のカッパ論で河川保護を呼びかけてる人らしいです。

>キュウリが大好物なのは90%以上が水分で、
>重さで渦巻きにのみ込まれるから。
>また、カッパは相撲好きで張り手が得意だと文献にある。
>その技を攻略する方法はしゃがむこと。
>つまり、水に潜る。まさしく渦巻きから逃れる方法だ−−。


ははぁ。

しっぺい太郎が取り持つ縁。
民話「霊犬早太郎」が縁 版画コピー額装寄贈
磐田市に『しっぺい太郎』の版画コピーを寄贈 駒ケ根市

静岡県磐田市の「しっぺい太郎」と長野県駒ヶ根市の「霊犬早太郎」
前者は化け物が暴れた場所、後者が犬の住んでいた場所なのだそうな。
水木先生の妖怪画でも「猿神」と紹介されている有名な民話ですが、
駒ヶ根市が市制五〇周年を記念して、この民話の版画を製作し、
磐田市にも寄贈したのだそうな。
まさに民話が取り持つ縁、素晴らしい。

そんな訳で版画は駒ヶ根で現在限定頒布の申し込み受け付け中なのだそうな。
一枚14000円、二枚組27000円、申し込みは七月十五日までに、
駒ケ根市立博物館0265(83)1135へ。




05/22 その2

妖怪TV情報
やばい、すっかり忘れてました。
飯時に新聞見てなかったら完全に忘れてるところでしたよ。

05月22日 22:00〜
テレビ東京系列『美の巨人たち


テーマは小川芋銭「水魅戯
水木しげる大先生も登場するらしいです。




05/22

川崎市民ミュージアム企画展『日本の幻獣』詳細。
夏も近づいてきた感じですねぇ。
今日の関東はやけに寒いですが、ずるずる。
内容はまさに湯本豪一先生ワールド(?)な感じで、
もう今からどきどきしますね。うはうは。
で、関連企画も色々あるようです。

『幻獣トーク』 07月18日(日) 午後2時〜
京極夏彦氏と小松和彦氏をお迎えして、「日本の幻獣」を語っていただきます。
場所:映像ホール 定員:270名 往復ハガキにて事前申し込み。
応募多数の場合は抽選。締め切り06月25日(金)消印有効

『妖怪文化研究フォーラム2004』 08月21日 (土) 午後1時30分〜
場所:映像ホール 定員:200名 事前申し込み不要。先着順。

学芸員によるフロアレクチャー  上記以外の土・日・祝日に実施します。
土曜日は午後2時〜、日・祝日は午前11時〜。
事前申し込み不要。直接会場にお集まり下さい。

と大充実、
石丸的には『文化研究フォーラム』というのが気になります。
最低一度は行くつもりですが……どうしませう……。

『平太郎まつり』『やなまみ大学「稲生物怪塾」』の詳細情報。
がアップされてました。
メインはこの前もあった『もののけウォークラリー』
非常に興味のそそられる『「稲生物怪録の世界妖怪物語の深層文化を探る」安田女子大学 杉本教授講義』
の二つですね。

詳しい詳細や申し込み方法はリンク先参照。

カシャンボの地で田植え、騒動終結? 白浜十九渕
なんか静かな終結ですね……。
結局、何の足跡だったんでしょうか、気になるなぁ。

来年もついたら、それはそれで面白そうです。

“安珍・清姫の鐘”420年ぶり里帰り 左京 妙満寺で法要と舞踊奉納
写真付き記事。
鐘の音が悪かったのは清姫の呪いだ、という事なんでしょうか。

「小泉八雲・草稿の魅力」−−松江の記念館で来年3月まで/島根
そんな訳で八雲記念館でも没後100周年記念です。
没後100周年を記念されるってどんな気分なんでしょう。
それはそうと、草稿レプリカですか、
見てみたいですねぇ。すらすらすらーと英語(でしたっけ)で
書いてある訳ですよ、絶対読めませんねぇ(笑)

来年の03月30日まで展示。
入館料は大人300円、小中学生150円。
問い合わせは同記念館(0852・21・2147)

妖怪漫画の新刊
妖怪仕置人16』中津賢也 少年画報社
『(コンコミ版)河童の三平1』水木しげる 嶋中書店
『(文庫版)宗像教授伝奇考5』星野之宣 潮出版社

来月は『鎌倉ものがたり21』が出ますな。

アイヌ言語の研究に貢献 立命館大で「知里幸恵」展
アイヌの口承文芸を日本語に訳した知里幸恵を紹介する特別展。
06月13日まで、立命館大学国際平和ミュージアムにて。
大人300円、中高生250円、小学生150円。

世界遺産登録近づく…吉野山に寄せて 宮崎さん親子が作品展−−斑鳩町 /奈良
 

「熊谷の昔ばなし」市メ−ルマガジンに新コーナー
 




05/14

第5回夜雀亭秋竜怪異談会・朧月十物語会「さかしまの隠者」
のお知らせです。


さて、暑い日も近づいてまいりました。
よって今年の夏も恒例のチャット会「朧月会」を開こうと思います。
暑い夜に怪異談はいかが?
是非、冷たい飲み物片手にお越しくださいませ。

今回は十話連続だと寝落ちされるとこっちも非常に辛いので、
三夜に分けてお送りします。

7/24「不思議」
第1夜目は不思議な噺をセレクト。
定番の「衝立狸」から、
「審神者」「離魂病」「ともだち」
の四席をご用意。

7/31「こわいのかもしれない。」
第2夜目はちょっと怖い噺をセレクトしてお送りします。
こっちも定番ですね、「はんぶん」をはじめとして、
「大学病院」「傍らの地蔵」「霊道考」
の四席をご用意。

8/7「長噺」
最終夜は長噺二本立て。
前回、意外にも好評だった新作「牛の首」の第2弾として、「くだんさま」と、
フラッシュアニメーションで有名な「赤い部屋」を前・後編に分けてお送りします。

日時、URLやパスワードなどのお問い合わせは
yosuzumetei@hotmail.com
までお願いします。
今回立ち見の方もOKです。
URLをご送付しますので是非お問い合わせください。

さて、
今年の夏で朧月会は終了とさせていただきます。
ご高評戴いている「夜雀怪談」の聞ける
最後の機会となるかもしれません、
お初の方も歓迎しております、お問い合わせください。


とのこと、
最後と言うことで、集大成的内容になりそうですな。
これは大期待です。

カッパの捕獲許可証が人気
なんだか大人気らしいです。

>これまで捕獲許可証は、同市の観光名所・カッパ淵の
>「まぶりっと(守り人)」と呼ばれるガイドだけの「幻の許可証」だったが、
>観光協会がお土産用に一般販売したところ大好評で、
>発売から半月で500枚以上が売れた。

500枚! 多いのか少ないのか……。

徳島で「たぬき学会」 20人が活発に意見交換/徳島
狸学会とはこれはこれは。

『妖怪お菓子コンテスト』鳥取
「OH!水木しげる展」の関連イベントだそうです。

産経児童出版文化賞 杉野さん(田辺市出身)にフジテレビ賞「妖怪アパートの幽雅な日常」
おぉ、『地獄堂霊界通信』の人ですか、
わしの小学生時代に出てたのですよ、いや、懐かしい。

>異次元につながる敷地を持つことから、
>いろいろな妖怪と交流できる不思議なアパートの物語。
>主人公の高校生稲葉夕士が、妖怪たちとの暮らしの中で、
>人間である自分を見つめ直していく。

ほうほう。
ちなみに現在二巻目まで出てる模様。

妖怪アパートの幽雅な日常 1
妖怪アパートの幽雅な日常 2

木端天狗が夜空彩る/紀伊長島町で「燈籠祭」年次総会・決起大会
というのが07月24日にあるのだそうです。

世界遺産への登録が予定されている「熊野古道」がテーマで、
木端天狗や河童の曳燈籠が練りまわるらしい。




05/09

中公文庫から妖怪本が三冊!
06月の25日発売予定の中公文庫がなんか粋なことをしてくれるようで、

今野圓輔『日本怪談集妖怪篇 上・下』
江馬 務『日本妖怪変化史』


となんとも妖怪ファン必見なラインナップです。
(『変化史』の方は再販なんですかね?)
予価840円というのがなかなか大変ですが、
買う価値はある本かと思われます。
なんとも楽しみな限り、

あと同じ日に『嗤う伊右衛門』の文庫も出るみたいで。
角川のよりも値段が高いのですが売れるのでしょうか、これは。

今週の郷土本
こうやってコーナーで分けた方が紹介しやすいと言うことに、
一周年過ぎてから気付く男。
そんな訳で今週からこういう紹介にします。

■『吉舎町の伝説
広島県吉舎町教育委員会・編
町史の記述や、お年寄りからの聞き取りなど二十五編
六十二ページ。千五百円。TEL0824(43)3111。

■『奈良の昔話 第2編
増尾正子・著
タウン誌「マイ奈良」連載「奈良の昔話」の単行本
奈良市周辺の社寺や伝承、祭りを豊富な資料と写真で紹介。
A5判196ページ、1000円(税込み)。出版はブレーンセンター(06・6355・3300)。

「ウルトラマン」作者の遺作を紹介 大江町で「鬼と怪獣」展
日本の鬼の交流博物館で何故か「成田亨展」がと思ったら。

>同館近くにある鬼の青銅像を制作するなど同館と関係が深かった
へぇ、そうでしたか。

>日本の鬼や世界各地の怪獣を描いた原画など約100点。
これは見たい。是非見たい。

ツチノコ どこだ!/恒例の捜索作戦/東白川村
なるほど、この記事の言わんとする意味が
だいたい見当がつきました(以下略)

「狐の嫁入り」に4万人 新郎新婦、警官もメーク
 

黒い鍋かぶり少女ら練る 米原・筑摩神社で奇祭・鍋冠祭
本日の裏目玉記事です(ぇ)
お鍋を頭に被った女の子がぞろぞろ練り歩くという、まさに奇祭。
女性の行動を戒める祭り、五穀豊じょうを祈る神事なのだそうな。
保存会なんてのもあって、なかなか歴史は古いようです。
(若しその中に犯淫の輩在るときは、必ずその鍋落ちて発覚す……だそうです)

ここを見るといろんなことが書いてあります……。
>宇治(京都府)のあがた祭り、島坂(冨山県)の尻叩き祭りと並ぶ
>日本三大奇祭の一つ。昔は童女ではなく氏子の女性が参加し、
>枕を交わした男の数だけ鍋を被り、もしその数をごまかせば、
>たちまち体がしびれたり、鍋が割れたりする神罰が下ったという

なかなか程よく愉快なお祭です。
首折れた氏子さんとかいたりするんでしょうか(重さで)
なんとも面白いです。




05/01

水木しげる展
始まりました。
早くも見てきた羨ましい某兄さんによると、
生原稿とか拝めるんだそうです……生ハァハァ。
たまらんね、今すぐ観たいね。ぐはぁ。
そんな感じで恒例のリンク集

水木しげる展始まる 直筆原稿やスケッチなど(産経)
大(Oh!)水木しげる展きょう開幕(朝日)
初日からファン続々 水木展開幕(朝日)
水木しげる展の開幕を前に水木氏が会場見学(山陰中央)
きょうから鳥取で「水木しげる展」(日本海)

>鬼太郎の家やネズミ男愛用のそろばん、霊界輸送機、妖怪写真機
またマイナーな……。
っと……?
>70歳以上と高校生以下は無料。
(゜∀゜)「エドトウキョウハクブツカン」デモオナジディスカ!?

妖怪プロジェクト新作『妖怪捕物帳』明日から販売開始!
おぉっ!ついに新作が出ましたか!
今回はドラマ仕立てな曲も入ってるんだそうで、
む、これは気になります。

9曲入りで1000円。リンク先で通販できます。
お台場のイベントで買うという手もありだ!

平成の妖怪騒動 一直線 謎の“足跡” 和歌山・白浜町 田畑で次々発見
東京新聞上陸。
大分大きな騒ぎになってるみたいですね。
記事の力の入り方もなかなかのもんですな。
うむぅ……。

カッパの捕獲免許証 遠野で限定販売
ほ、捕獲七箇条……。
相変わらず遠野市は本気です。

……免許がないと河童は捕獲できないのでしょうか?

川辺町の道成寺 420年ぶり「里帰り」 安珍清姫ゆかりの釣り鐘
安珍と共に焼かれた鐘は、墓に埋められていて、
今回里帰りしたのは二代目鐘だそうで。

>10月から12月までの約2カ月間、無料で展示公開する。
>鐘が到着する10月3日には記念イベントを開く。

ヒバゴン映画化決定 8月から広島県西城ロケ
重松清の「いとしのヒバゴン」が原作だそうな。
井川遥の妹役一人と、小学生役数人の地元出演者も募集中らしい。

新刊
なんか今日は程よく濃くて、
こんな下にまで追いやられる新刊情報です。

『怪談』以前の怪談』ラフカジオハーン 同時代社
世界昔話ハンドブック』稲田浩二 三省堂
鬼・雷神・陰陽師 古典芸能でよみとく闇の世界』福井栄一 PHP研究所
スサノオ信仰事典』大林太良 戎光祥出版
妖怪幻燈』森野達哉編 MDNコーポレーション
『文庫版宗像教授伝奇考4』星野之宣 潮出版社



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