2005年06月25日

今週の書籍

今週も元気に新刊いってみよう!いえー。

江戸の劇画・妖怪浮世絵』中右瑛 里文出版
中国の〈憑きもの〉 華南地方の蠱毒と呪術的伝承』川野明正 風響社
『古事記』異端の神々』原田実 ビイング・ネット・プレス

対談集 妖怪大談議』京極夏彦 角川書店

日本の海の幽霊・妖怪』関山守弥 中央公論新社
不知火・人魂・狐火 改版』神田左京 中央公論新社
河童伝承大事典』和田寛 岩田書院

太字での強調のとおり、目玉はなんといっても『河童伝承辞典』でしょう!
Toroiaさん提供のリンク先によると、

>40年余りにわたる著者のフィールドワークの成果を中心に、
>河童の呼称、形態、習性、信仰、言い伝え、昔話、伝説、世間話などの
>伝承を都道府県ごとに集めた事典。


もう興奮するしかないですね。
和田寛といえば、『紀州おばけ話』の作者として、
妖怪好きにとって名前くらいは聞いたことがある人ですが
(ちなみに石丸は『紀州おばけ話』読んだことないです、)
(名前くらいは聞いたことのあるタイプの妖怪好きです、えー)
その人が作るわけで凄いに決まってるわけです。
これは迷わず図書館で注文ですよ?(買わんのか)

埼玉県のマイナー河童伝説「河童の集会場」も載ってるかなぁ……。  
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オカルトっぽい本

山口敏太郎氏よりまたまた新刊本の情報をいただきました。
ありがとうございます。

奇妙なウワサ怖い話 赤い部屋』山口敏太郎 監修 リイド社
現代怨霊スポット199』山口敏太郎 日本文芸社

と言いながら、下のほうのヤツは、
「石丸まく人」とかいうのも少しだけ書いてるらしいぞ。
その証拠に今日、献本が来ました。うわー。

 写真ぶれてるー。
 見沼の笛の参考文献表示削られてるー。
 それ以前にこれで良いのか。
 二つの記事なんか構成にてるぞ。

とまぁ反省しっぱなしですが。

 まぁ、文字数少なかったし、
 あの頃プライベート一杯いっぱいだったし

とか言って逃げる口述も作ってあるところ、
我ながらチキンです。いえー。

しかし山口氏はここ最近オカルトとか実話怪談系とかが多くなってるね。
有文→俊哉ってことなんでしょうか?
「妖怪進化論」や『江戸武蔵野』が好きな身としては、
ここ最近特に「うぅむ」と唸ってしまう事もあるわけですが。
まぁ、その辺は別のお話。どなたもお気になさらずに。  
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読売文化センターの妖怪講座

びこたんさんより掲示板で
恵比寿で07月から東雲騎人氏の新講座が始まる、
とのネタをいただきました。ありがとうございます。
正直「うぅん、云千円……、それなら著作読んだほうが……」と戸惑ってしまうケチ人間なのですが、
やはり実際に話を聞いて、質疑応答して、世間話もしてだと、
違ってくるものなのですかね。

そんな訳で従来の講座がどのくらいあるか
ネットで確認してみました。
以下。

蒲田 多田克己

錦糸町 東雲騎人

船橋 山口敏太郎
川口 山口敏太郎
京葉 山口敏太郎(船橋の別称らしいです)

あら意外、先駆者である多田氏は一個だけでしたか。
もし足りないのがあったらコメント欄でお知らせください。  
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JR境線:「妖怪路線化」事業の完成イベント延期−−福知山線脱線で自粛 /鳥取

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000245-mailo-l31
>JR米子支社は22日、
>7月15日に予定されていた完成お披露目イベントの開催を延期すると発表した。
>福知山線の脱線事故を受けた措置で、同支社は「解除時期は分からない」としている。


まぁ時節がらねぇ。  
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今週の郷土本

http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20050618/lcl_____ibg_____004.shtml

『土浦の民話・上下』岡部智子著 筑波書林
「お化け欅(けやき)のムーイムーイ」「若侍は池の主」など五十九話が、
それぞれ話者名とともに収録。
上下各千五百円。問い合わせは岡部智子さん=電029(824)0675=まで。  
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「たんころりん」ともし省エネ 豊田の足助地区で夏の風物詩

http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20050619/lcl_____ach_____001.shtml

たんたんころりん。
おしい。  
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スイレンの花 “幽霊池”彩る 人吉市・永国寺

幽霊伝説のある池。  
Posted by makuhito at 19:27Comments(0)TrackBack(0)

今週のお祭り

奇祭「みこしまくり」準備着々 木曽福島町の水無神社

夏至の町練る『大蛇伝説』 宇奈月町で愛本姫社祭り

>伝説は、神社近くを流れる黒部川の愛本橋が舞台。
>橋のたもとで茶屋を営む夫婦の娘、お光は川にすむ大蛇に連れさられたが、
>三年目に戻って子を産む。大蛇の姿になって出産する姿を、
>母親に見られたお光は悲しみ、川の水底に消えたと伝えられる。

>行列は花火の音を合図に、大蛇の化身の若侍にふんした川村哲広さんが
>家来約三十人を連れ、愛本橋近くの黒部川左岸をスタート。
>神社までの道中、集会場でお光役の草野幸さんと合流して練り歩き、
>若者らが大蛇を演じながら後に続いた。


  
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日吉の昔話語り継ぐ 主婦サークル26日、人形劇上演

   
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<窃盗>少女3人コックリさんのため交番からポスター盗む

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000110-mai-soci

>3人はポスターを盗んだ後、
>交番の近くの駐車場でポスターの裏側を使って
>占いのゲーム「コックリさん」をしていたという。


素敵すぎるぜ。女子高生たち!  
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2005年06月21日

『邪魅の雫』が来月上旬発売との噂が流れている件

http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=21711&pg=20040430

渦中の京極スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1116233046/

さて、真相や如何に。


(追記)その真相
まぁ予想はできてましたが。  
Posted by makuhito at 22:45Comments(0)TrackBack(0)

2005年06月18日

妖怪小説アンソロジー『妖怪文藝』詳細。

http://blog.bk1.co.jp/genyo/archives/2005/06/post_239.php

妖怪に関する文藝あれこれを雑誌風に載せたアンソロジーが、
小学館文庫から刊行!
ってなわけで以下詳細引用。

>『妖怪文藝 巻之壱 モノノケ大合戦』
>『妖怪文藝 巻之弐 響き交わす鬼』
>『妖怪文藝 巻之参 (まだひみつ)』

>*東雅夫編/水木しげる・南條範夫・別役実・入澤康夫ほか著
>*京極夏彦(特集題字)/天野行雄@日本物怪観光(装画)/村上光延(装幀)
>*小学館文庫より2005年8月9月10月連続刊行予定


東氏といえば創元文庫から刊行予定の『日本怪奇小説傑作集』にも、
山のような妖怪作品が掲載されます。凄く楽しみ。

今年の後半は妖怪小説で暑く燃え上がるぜ!  
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今週の妖怪大戦争

パチンコ妖怪大戦争
(´Д`;)

よみうりランド、ウォークスルー型のホラーアトラクション「妖怪屋敷」を期間限定で開催
妖怪大戦争のおばけやしき。
登場妖怪は全て映画で使われた本物の着ぐるみを使用するそうな。

07/16(土)〜08/31
よみうりランドで。  
Posted by makuhito at 21:31Comments(0)TrackBack(0)

ガイドブック「水木しげるロードの妖怪たち」発行

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/103084006.html

水木ロードのガイドブックバージョンアップ。
カラーだ。

A5判、138ページ、900円。
水木しげる記念館や山陰両県の主な書店で扱う。
問い合わせは同観光協会(電話0859・47・3880)。

……表紙がアシ絵っぽいぞ……。

  
Posted by makuhito at 21:29Comments(0)TrackBack(0)

柳田国男のはがき270通 歩みたどる貴重な資料公開

http://www.kyoto-
np.co.jp/article.php?mid=P2005061700012&genre=M1&area=Z10


>日本民俗学の創始者、柳田国男(1875-1962年)が旅先から家族へ送った絵はがきなどの書簡を、
>柳田の長男・故為正さんの夫人冨美子さん(86)が初めて公開する。
>日本民俗学の創成までの歩みをたどる上で貴重な資料となりそうだ。

>はがきは1904-51(明治37−昭和26)年に国内外から家族へ投函、
>同家が保存していた270通で、ほぼ全部が初公開。
>旅行先は明治時代の九州、大正期の台湾、中国と国際連盟委任統治委員会委員として赴いた欧州など。

>分類整理した田中正明二松学舎大講師によると、柳田の年譜に明記されていない旅が確認され
>「雪国の春」「秋風帖」「海南小記」などの著作と関係する記述もあった。
  
Posted by makuhito at 21:25Comments(0)TrackBack(0)

ひと:海老名保さん 「なまはげ」ヒーローを誕生させた

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050611k0000m070145000c.html

>「なまはげ」を模したマスクをかぶって変身。
>「きりたんぽソード(剣)」で悪の怪人に敢然と立ち向かう。
>秋田・男鹿半島の奇習で国の重要無形民俗文化財をモチーフにしたヒーロー
>「ネイガー」を誕生させた。
>なまはげの叫び声「わりごはいねがぁー(悪い子はいないか)」から名付けた。
>地元の伝習にこだわったのは「子供の間で次第に忘れられていく地域の民話・伝承を、
>愛着が持てるものを通じて残したいから」だ。
(中略)
>マスクから武器まで自らの手作り。
(中略)
>12日から秋田県内のイベントなどでネイガーを演じる。
>ショーのストーリーになまはげ伝説など地域の民話も織り込む。
>「子供と祖母が世代を超えて語り合えるきっかけになれば」。
>小さいころテレビを見て抱いた夢の大きさは、ヒーローに変身した今も変わらない。


キリタンポソード!(゜∀゜)  
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カッパ像お目見え 黄桜酒造、キャラ誕生50周年記念

Posted by makuhito at 21:21Comments(0)TrackBack(0)

緑色の付着物に覆われた「仙人魚」 鹿児島で話題

Posted by makuhito at 21:19Comments(0)TrackBack(0)

2005年06月07日

更に

http://www.nona.dti.ne.jp/~eosseiya/

このページの真ん中あたりにいろいろとたっぷり情報が。
で、更に書籍の情報。

京極夏彦対談集 7月発売  
写真で見る日本妖怪図鑑 「怪」編集部 7月発売 
日本妖怪大辞典 水木しげる/村上健司 7月発売  
水木しげる版妖怪大戦争 7月発売  
「怪」vol.0019妖怪大戦争公式ガイド 7月発売  
ソフィア文庫図面百鬼夜行 鳥山石燕 7月下旬発売(これは昨日も紹介したやつ) 
神木隆之助写真集「ぼくのぼうけん」 7月下旬発売(写真集……)

流れ的にすべて角川書店でしょうな。
本当になんというか……。
死ぬ……財布の中身が。
『京極対談集』は水木しげる、養老孟司、中沢新一、宮部みゆき、夢枕獏、
大塚英志、高田衛、小松和彦、西山克、唐沢なをきなど十五人。
ん、やっぱ「怪」からの収録が多くなりそうだなぁ。  
Posted by makuhito at 10:58Comments(1)TrackBack(0)

2005年06月06日

鳥山石燕『画図百鬼夜行』が文庫化!?

しちゃうんだそうです。
国書の高いやつを最近買ったよという方。
全くご愁傷様でございます。

そんな訳でそれを含めて七月の文庫一覧。
04 河出文庫 『小説 圓朝』正岡容 924
04 河出文庫 『新編・百物語怪異な話』志村有弘編訳 714
06 ちくま学芸 『差別の民俗学』赤松啓介 1050
20 講談社+α 『生まれたときから 「妖怪」 だった』水木しげる
25 角川文庫 『妖怪大戦争』荒俣宏567
25 角川ソフィア 『新編日本の怪談』 ラフカディオ・ハーン▼池田雅之 他 630
25 角川ソフィア 『神秘家列伝 (4)』 水木しげる 672
25 角川ソフィア 『鳥山石燕 図画百鬼夜行図全画集 鳥山石燕』 945

(´Д`;)ウワーン

…………夏が、近づいているのですね……。  
Posted by makuhito at 21:53Comments(3)TrackBack(1)

2005年06月03日

平成の平太郎氏、逝く

幻妖ブックブログ

稲生武太夫(幼名・平太郎)の直系の子孫である稲生平太郎氏。
本年01月01日、胃癌のため逝去。享年81。  
Posted by makuhito at 19:44Comments(0)TrackBack(0)

みよし物怪まつり公式ホームページ「妖怪、そうかい、遊ぼうかい」

Posted by makuhito at 19:42Comments(0)TrackBack(0)
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